5月29日、今日は川が氾濫したことを想定し、垂直避難をする訓練をしました。
番町幼稚園では、いつ起こるか分からない災害に備えて、繰り返し避難訓練を行っています。
事務所から放送で、川が氾濫して洪水が起きていることを放送します。
放送が始まった瞬間、園内が一気に、「シーン」となりました。子どもたちは、放送がかかったら、静かに聞く習慣が身に付いている証拠だと思います。
子どもたちは、それぞれの活動をやめて、先生の指示を聞きます。
2階にいるお友だちは、防災頭巾を被って無言でお部屋の中に並んで、座ります。
1階にいるお友だちも、防災頭巾を被り、急いで2階のお部屋へ移動します。
全員が2階に避難して、みんなが揃っていることを、先生が一人一人名前を呼んで確認します。
全員が無事避難していることを、先生たちが本部に報告します。
全員が、無言ですばやく避難することができました。
番町幼稚園の園舎は耐震強度がたいへん高く作られています。しかし、建物がどんなに丈夫でも、避難の仕方を誤ると、命を失くしてしまいます。
「命は一つ」
おうちでも、家族みんなで、災害が起こった時どうしたらよいのかを、いろいろな場合を想定してぜひ話し合っておいてください。