避難訓練 アルバム

避難訓練

2025.07.04

 7月3日、地震から火災が発生したという想定で、避難訓練を行いました。
 今回の避難訓練では、地震が発生した際、従来のダンゴムシの姿勢だけでなく、カエルの姿勢も場に応じてに取り入れました。
 今までは、地震が発生した際、その場に机がある場合、ダンゴムシの姿勢で、机の下に入って頭を守るように指導してきました。

 現在、地震の際の指針では、地震の揺れが強い場合、従来のダンゴムシの姿勢では、揺れによって机の下から転げ出てしまう恐れがあるため、机の脚をしっかり持つことが推奨されています。子どもたちは、先生の指示を聞いてしっかりと机の脚を握りしめていました。

 今回の訓練では、その場に入り込む机のようなものがない場合や上から物が落ちてくる可能性が低い場所にいる場合に、重心を低くして、安定した姿勢でいられるカエルの姿勢も取り入れました

 大地震の場合、子どもたちの腕力では、自分の体を手で支え切ることは難しいかもしれませんが、できる限り最善の方法がとれるようになっていくことが重要であると考えます。
 子どもたちは、先生のお話を聞いて、カエルの姿勢を取ることもできていました。揺れが収まった後は、防災頭巾をすぐにかぶって無言で整列することもできていました。
 今回は、地震の後、ランチルームから出火した想定なので、年長組さんは、放送を聞いてすぐに、年中組さんの教室へ避難しましたが、この移動も無言で素早くすることができていました。

 移動後、すぐに点呼して人数確認を行いました。
 
 「臨機応変に対応する」とよく言いますが、いろいろな経験や準備をしていて初めて可能になる対応だと思います。

 これからも油断することなく、しっかりと訓練を重ねていきます。